さあさあ、BQMAP版『天守物語』では、富姫・亀姫・雪姫の、3人の「姫」が登場しまあす!
姫がずらり勢ぞろい。艶やかな衣装とともにご覧下さい☆!
『天守物語』の主人公「富姫」演じるは、BQの看板女優・竹内順子姫!
白鷺城の気高くて美しい女主人、富姫は、映画版でも坂東玉三郎自らが演じる大役。
このページでは特別に富姫様がナビゲートしてくださるとのこと。
さあさ、姫様の気が変わらないうちに先に進みましょ♪。
わらわが、姫路のお富じゃ。
ようこそ白鷺城へおいでくださった。
みなごゆるりとお寛ぎあれ。
これこれ丘崎、お主わらわの姿を写す、デジカメを構えた姿が鏡に映っておるぞよ。
妖怪たるものかように心安く正体を知られるでない。修行が足りぬぞ。
これがわらわの普段着じゃ。わらわは姫じゃから、すそをふんで躓きそうになったりはしないのじゃ。こら、そこもと、笑うでない!躓かないのじゃ!
この衣装は、純白の光沢のある生地で、とても軽いのじゃぞ。裾からグラデーションに緋色に染めさせてある。ポイント使いしている緋色がアクセントなのじゃ。
おなごはな、綺麗でなくてはならんからの。怠ってはならんのじゃ。
バックスタイルも、サイドスタイルも侍女たちに綺麗にセットさせてあるからの。どこからでも見てたもれ。
赤のエクステをポイント使わせておる。これはわらわもお気に入りじゃ。
おおこれは、猪苗代の亀姫どの。
お待ち申し上げておりましたぞよ。
もう、わらわは退屈で退屈で。
うわさの亀姫ドレスもカワユイのお。
これもわらわのドレスと同じように、グラデーションに染め上げておられるの。胸下のハイウエスト仕様に、ペチコートでスカートにボリュームを出した、萌え萌え衣装じゃの。
「亀」をモチーフにした、スカート部分への柄の縫いつけがアクセントか。
なんともハイセンスじゃのお。
上目遣いで見上るこの姿の、お可愛いコトと言ったら。わらわの退屈もすっかり吹き飛びました。
そうそう、亀姫殿と言えば、映画版では宮沢りえ殿が演じてらしたが、BQMAP版では高瀬郁子が演じているのじゃ。
こんなにお可愛いのに、怒らせると人間には簡単に持てない程に重い毬で、アクロバティックにバリバリ戦って下さるからの。なんともこころ強いお方じゃ。みなも、亀姫を怒らせないように、重々気をつけるのじゃぞ。
そして、『天守物語』の原作では名前だけの登場で出演していただいていないが、BQMAP版では特別に登場人物として出演してもらった、夜叉が池の白雪姫様じゃ。
お雪様は、BQ版『天守物語』本編では、雨を降らせたり風を呼び起こしたりと、かなり強い妖術をお使いであったの。
噂では、登場の一瞬のために、その時にしか使わない仕込みマイク・高台・照明が用意されていたとのコトじゃ。強力な妖術を使うと言うのは、なかなかに準備も大変な様子じゃの。ほほほ。
雪姫様は、泉鏡花殿の別の作品『夜叉が池』に主人公として描かれておるのじゃ。その原作には雪姫様の水色を基調とした衣装が克明に記されておる。
衣装の山下殿はその文献を参考にした上で、稽古場においでになった時の丘崎殿の立ち回りの動きを見て、その場のインスピレーションでデザインされたそうじゃ。
丘崎殿曰く、この衣装は予想外にたいそう軽く、これまで身につけたどの衣装よりも動きやすいそうじゃ。
それでは、妖術炸裂してしまいますわの。ほほほ。
『夜叉が池』の原作には、「黒髪長く、丈に余る」とあるので、黒髪の付け毛を用意してもらったそうじゃ。
劇中の途中まではわらわの侍女役として舞台上にいたので、ヘアスタイル・メイク・衣装を完全に替える早替えをして、雪姫殿に変身して、わらわを助けに来て下すったのだ。
役者とは、裏では大変なものじゃのう。
わらわも初ナビゲートで、拙い点もあったが、楽しんでもらえたかの?
ちなみに、わらわが見る夢の中の女は、高瀬殿が演じてくれていたのじゃ。まだ、亀姫にはなっておらんのじゃ。紅い襦袢もまた、お似合いじゃの。
では、またの機会に白鷺城へ遊びにいらしてくだされ。お待ちしておりますぞ。
富姫=竹内順子
亀姫=高瀬郁子
雪姫=丘崎杏